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子育てプログラムは自分には関係ないと思っていませんか?

「子育てプログラム」という言葉から、何を思い浮かべますか?

日本、そして多くの国々で、「子育てプログラム」は、「問題のある家庭」のためだけのものだという概念がありました。他にも、子育てプログラムについての誤解には、以下のようなものがあります:

これまで自分がしてきたこととは全く違うやり方を指導される。

もうすでに知っていることを聞かされるから、聞いても無駄だ。

(上記のどちらも同時に正しいことはありえないですよね?)

苦労しながら「経験から学ぶ」ことができるのだから、子育てについて学ぶ必要があるのか、と思う人も多いのです。「そのうちうまく子育てできるようになるよ」と考える人々もいます。

では、Triple Pが「すべての親のため」の子育てプログラムと呼ばれるのはなぜでしょう?子育ては、学ばなければいけないのでしょうか?学ばなければ「いけない」ということではありませんが、効果的な子育ての知識とスキルを、できるだけ早い時期に身につけることは、親子双方にとって大変役に立つのです。(その気があれば、親になる前に学んでもいいのです。)

もちろん、効果的な子育てを偶然見つけたり、育てるのが楽な子どもや支援してくれるパートナー、助けになる家族や友だちに恵まれ、人生の課題やストレスがない、という状況にある人もいるのかもしれません。

でも、私たちのほとんどが、なにか手助けがもらえるのであれば有難い、と思っているのが現実です。特に、その情報が世界中の何百万もの家庭に効果があると認められているのであれば、なおさらです。

大変な役割を少し楽にしましょう

子どもを育てることは、大切な役割です。親は、子どもが自分の可能性を実現し、自分が暮らす世界の中でうまく適応していくことを手助けする任務を背負います。子どもが成長する中で、可能性を実現したり、うまく適応できるようになるために、子どもが身につける必要があるスキルはたくさんあります:

  • 他の人々と仲良くする
  • 自立する(自分の事は自分でする)
  • 時間管理(例:今していることをやめて、別の事を始めるタイミング)
  • 社会のルール
  • 大切な人生の価値観(例:自分のベストを尽くす)
  • お金や貯金の大切さ
  • その他の大事な価値観

上記の中には子どもに教えやすいものもあれば、教えるのが難しいものもあるでしょう。また、子どもには個人差もあります。他の家庭に比べて、子育てに課題の多い家庭もあるでしょう。でも、子どもの行動に手こずったり、子どもに対応することにプレッシャーを感じることはどの親にもあることです。課題のない親はいないのです。

誤解を解きましょう

それでも、子どもをどのように育てるのがいいか、いちいち教えられることを好む人はいませんよね。幸い、Triple Pはそのようなプログラムではありません。Triple Pでは、聞いてすぐに使える実用的な対応法がたくさん紹介されます。たくさんの手法を学ぶというと、気分的に圧倒されるかもしれません。「これ、全部使わないといけないの?」と思う方もいらっしゃるでしょう。聞いたことをすべてする必要は、もちろんありません。プログラムで学んだ手法すべてを実際に使っている親に出会ったことは一度もありません。大切なことは、Triple Pのセミナーやセッションから、「これなら使えるかも」と思うものが2-3見つかったら、それを、ご家庭で既にうまくできていることに加えて、試してみることです。

そして、Triple Pのファシリテーターと、選んだ手法をどのようにご家庭で使えるか、話し合うとよいでしょう。Triple Pの手法をいくつか試した多くの保護者の皆さんにお会いしたことがあります。多くの皆さんが、Triple Pを通して、自分の家庭生活に変化をもたらすことについての見方が、「自分にできるかな?」から「自分にもできる!」に変わった、とお話してくれました。

子育ての仕方は一般常識じゃないの?

Triple Pをまだ知らない保護者の皆さんからよく聞くもう一つのコメントに、「他でも似たようなアドバイスを聞いたことがあるから、何が効果的かはもう知ってます」というコメントがあります。

他の色々な情報源から、似たような子育てのアドバイスをお聞きになったこともあるでしょう。効果的な子育てのアドバイスは、専門分野が似ている人たちから提供されることが多いですから、それは理解できます。違いは、もらったアドバイスを実生活で効果的に使うにはどうしたらよいか、もらったアドバイスからわかるかどうかです。例えば、試したことがうまくいかない時に、何が間違っているのか見つける方法を知っていますか?アドバイスは知っていても、実践できないということは、料理番組やリフォームのTV番組を見ただけで、レストランをオープンしたり、台所を自分でリフォームしようとするようなものです。

2-3の手法を実践してみて、本当に効果的か試し、家庭に前向きな変化をもたらすことをお勧めします。知識やアイデアがあることはよいことです。でも、実用的なヒントや手法を知って、それをうまく使えるように促してくれる人と一緒に練習する方がずっと効果的です。

なぜ「すべての親」なのでしょう?

このような助けが本当に必要なのは、問題や困難を抱える家庭じゃないの?と思う方もいらっしゃるのではないでしょうか?

課題の多い家庭は、前進するために様々な支援を必要とします。子育てプログラムも、このような家庭に効果的な支援の一つです。でも、誰が支援を得る必要があり、誰に支援の必要がないのか、どこで線引きをするのでしょう?支援の必要性のある家庭が、「このような支援は他の人たちのためにあるもので、自分には関係ない」とは思わないようにできるでしょうか?研究で効果が実証されている、効果的な子育てスキルは、誰にでも役に立ちます。そのようなアドバイスが、誰にでも手に入るようになれば、困難を抱える家庭も、支援を受けることを前向きに感じるようになります。

Triple Pが地域に住む人たち全体に提供できる体制にあるところでは、困難を抱える家庭もセッションに参加しています。地域全体がプログラムの効果から利益を得ているのです(例:世界の様々な場所でこのような展開が行われています―ここここをご参照ください)。

それぞれの親が決めることです

保護者の中には、子育てプログラムはとにかく受けたくないという人もいて、そのような人々を説得することは、なかなかできません。

ですが、家庭生活を少しでも楽に、少しでも楽しくし、子どもが可能性を伸ばしながら成長する助けとなることがあれば、試してみる価値があると、多くの人々が思うことでしょう。

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