Woman clown – Keeping kids entertained and the boredom at bay

子どもがものすごく退屈だと言ったらどうすればいいのでしょう

子どもが友だちとの遊びや学校での活動に日中すべての時間を過ごしていると、学校が休暇に入った時に、そのような活動がない生活に適応することが難しいと感じる子どももいるでしょう。

コンピューターや電子機器を使って何日も過ごし、「退屈だー」と言われることを減らすのは簡単かもしれませんが、誰もが最新のゲームを持っているわけではありません。一日中、そして夜もほとんどスクリーンにくぎ付けになることは、子どもの心身の健康を考えると薦められることではありません。

それでは、子どもが大きなため息をついたり不満な表情をしたりして、何にもすることがないと不平を言ったら、親はどうすればよいのでしょう?

まず最初に認識しておくことがあります。それは、子どもが夢中になれることを用意して子どもがいたずらしないようにすることと、思いがけず親が子どもの娯楽の責任者になってしまうことは、紙一重であるということです。

長い休みの始めにしておくと役立つことの一つに、リストを作ることがあります。20個ぐらいリストに含まれているとよいでしょう。でもその半分以上はお金が全くかからないものであることを心がけましょう。Googleなどで、無料でできる手芸、料理、家庭でできる科学の遊びなどのアイデアを探してみましょう。子どもにアイデアを出してもらうのもいいでしょう。家族の写真を整理する、または車を洗ってもらったり、鏡をきれいにしてもらったりするのも、子どもにとっては楽しい活動となることもあるんです!そのようなアイデアをリストにしておいて、子どもが「退屈」と言ったら、リストを見るように促します。もちろん、子どもがやりたいことを見つけることができなければ、親が何か選んであげてかまいません。または何か子どもがお手伝いできることを選んでもいいんです(これは、魔法のように子どもの退屈をなくす方法ですよ!)。

ここで子どもにわかってほしいことは、退屈な時は、親が買い物、テーマパーク、映画、またはお金のかかる外出に毎日連れて行ってくれると期待するのではなく、子どもが自分でできることを探すのだ、ということです。  

ここで親の役割は、子どもに刺激のある環境を与えることです―本、アート、手芸など―そして、子どもが助けが必要であれば、何か活動を始める時に手伝ってあげるのもよいでしょう。でも同時に、子どもが自分で楽しいことを見つけることを見につけて、自己充足感を養うように促すことも必要です。

一人でも楽しく過ごせることは、子どもが成長した時に不健全な友情や人間関係を持つことを避ける手助けとなる、ライフスキルでもあるのです。誰かと(誰でもいいから)一緒にいることの方が一人でいるよりもいいことだ、という考えにとらわれなくなるからです。

とは言っても、長期の休みは家族がつながりを持って一緒に何かする素晴らしい機会でもあります。忙しい保護者の皆さんにとっては、家族全体が改めてつながれる方法を計画することが、価値のあることではないでしょうか。

今度の休暇を楽しんでくださいね!