「2歳(3歳、4歳、それ以上)のイヤイヤ期」を放っておかないで

子どもの発達に関する研究は大変面白いですが、自分の小さな子どもが壁に落書きすること(またはもっとひどいこと)をどうすれば止めることができるか悩んでいる時には、研究はたいして役に立たない、とお思いになるかもしれません。ご存知の通り、ネット上で答えを探そうとすると、たくさんの異なる情報を、単なる意見か実証された記事か自分で見分けなければいけません。

例えば、「2歳のイヤイヤ期」は現実迷信か、その中間にあるものか、答えはあなたが読む記事によって違います。

子どもの気質や一定の発達段階に達する年齢は、子どもによって大きな差があるのが現実です。さらに異なる生活環境や子育てスタイルがそこに影響します。ですから、あなたの2歳児が毎日のように叩いたり噛みついたりのかんしゃくを起こしているのに、その子の兄弟、隣の子どもさん、あなたが大好きな有名人の子どもはスムーズに成長しているように見えることもあるでしょう(でも、外と家のでは子どもの振る舞いが違うことはよくあることなんですよ)。しかし、この段階で問題を放っておくことはよくないという研究エビデンスが増えています。

ギアチェンジ

子どもが乳児期から幼児期に移行するにつれ、驚くほど多くの身体的・精神的変化が起こります。

  • 自分は親とは別の存在であるという理解が深まる
  • 自分の周りの世界に対する好奇心が旺盛になる
  • 走る、ジャンプする、探究するなどの能力が発達する(そのために自分や他人がけがをする可能性もある)
  • ことばの理解も深まるが、感情をことばで表現することの難しさにイライラする

同時に、親も子育てに関するギアチェンジが必要です。乳児期の親の仕事は、食べ物、安心感、注目などの子どものニーズに素早く対応することです。でも、幼児期には、そのようなニーズへの対応と同時に、感情のコントロールや家の外の社会で受け入れられる行動を子どもが身につけるためのニーズにも対応するバランスを親は身につけなければいけません。

必然的に、新しいおもちゃ、スーパーのお菓子、夜更かしなど、子どもは欲しいけれど本当は必要ない物を子どもが欲しがっている時にダメという時も出てきます。そのような時期が2歳、3歳、4歳、またはもっと後にやってくるのか、その時期はそれほど問題ではありません。大事なことは、どの親にとってもそれは大変な時期であるということを理解しておくことです。

メディアやネットの記事でよく示される子育てのイメージは、親は「2歳のイヤイヤ期」や子育ての大変さにどう対応すればよいか、自然とわかるはずだというイメージです。このような非現実的な期待はもう時代遅れです。親に対して、特に子育てで苦労している親に、批判したり軽視したりする代わりに、「すべての」親に提供できる包括的で適切な子育て支援の概念を受け入れるべきではないでしょうか。

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