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クィーンズランド州の保護者の
心配事トップ3

今年のTriple P – 前向き子育てプログラム調査から、クィーンズランド州の保護者の皆さんの心配事トップ3が明らかになりました。 

子どもが健康なライフスタイルを送ること、いじめに対応すること、言うことを聞かない・横柄な態度に対応することの3つが保護者の一番の悩み事として挙がりました。 

この調査は4年前に始まり、0歳~16歳の子どもを持つクィーンズランド州在住の保護者の皆さんを対象に毎年行われています。今年は1,000人以上の保護者の皆さんにご回答いただきました。

昨年に続き、子どもが健康なライフスタイルを送ることがトップの心配事として挙がりました。58%の親が主要な悩みと回答しています。

54%の親が、自分の子どもがいじめられている、いじめられることについての悩みを主要な課題として挙げました。昨年から3ランク順位が上がっています。

3位の悩みは、子どもが言うことを聞かなかったり、横柄な態度だったりする時への対応でした。53%の親が心配だと言っています。

Triple Pの創始者で、臨床心理士、国際的な子育ての研究者であるマット・サンダース教授は、保護者の皆さんが健康で活動的な家庭生活を優先して考えていることは大変前向きであると話します。

「前向きな家庭環境の中で、身体的に活動的である、スクリーンタイムを管理する、健康な食事をとる、十分な睡眠をとる、などの健康的な習慣を子どもに確立することは、人生にわたる良好な成果の準備に役立ちます」とサンダース教授。

「保護者の皆さんが実践できる、シンプルな手法が沢山あります。例えば、スクリーンタイムに関するルールや習慣を作ったり、活発な屋外での遊びを十分できるようにする、などです。」

「健康なライフスタイルを持つ子どもを育てることは間違いなく可能です。子育てでこの側面に大変うまく対応している親御さんは、既にたくさんいらっしゃいます。」

子どもが理解して守れる制限や適切な結果を取り入れ、家庭生活をより楽しめるものにするのは親の仕事である、とサンダース教授は言います。

「初めは面倒かもしれませんが、ルールや習慣を一貫して実践することは、長期的に見ると家族間のストレスや衝突を大きく減らすことになるのです」とサンダース教授。

いじめに関する心配が増加した理由が、実際にいじめの件数が増加しているのか、いじめに対する親の心配が増加したのか、いじめの問題に対する関心が高まったからなのか、判断することは難しいとサンダース教授は言います。

「この12カ月で起こった事の一つに、いじめと、いじめが子どもの精神衛生に与える深刻な危険についての話し合いがより広く大きくなったことです」とサンダース教授。

「いじめの加害者にならないようにするにはどうすればよいか、自分がいじめられたらどのように立ち直ったり対応したりできるのか、子どもたちに指導する中で、親が担うことができる重要な役割についてのフォーカスが今後大きくなることを望んでいます」

「他人に対する敬意や人としての精神的な強さは、学んで身につけることが可能なライフスキルです。子どもの親や保護者ほど適した教師やロールモデルはいないでしょう」

言うことを聞かない、失礼な態度など、対応が難しい行動に対応する時にも、前向き子育ての原則が役に立つ、とサンダース教授は話します。

「子どもの年齢に合ったルールや習慣のある、前向きで子どもを育む環境の中で子どもを育てることは、子どもの行動の問題を予防・減少し、親の精神衛生や幸福感を向上させることが認められています。」

「前向き子育てがどのように効果を発揮するのか、親が学ぶ時間を持つことで、家庭でのプレッシャーを本当に引き下げることができるのです。小さな変化で大きな進歩を引き出すことができると研究で示されているからです。」 

2019年QLD州子育てに関する調査のその他の結果を以下に示します。

保護者の悩みトップ5

  1. 子どもの健康なライフスタイルを確立すること(58%の親の悩み)
  2. いじめ(54%)
  3. 子どもが言うことを聞かない、失礼な態度(53%)
  4. 学校での成績(52%)
  5. スクリーンタイムの管理(48%)

子育てに対する観点について

  • 70% ―自分が親であることをうれしく思う
  • 48% ―親であることは自分の大切なアイデンティティーの一つである
  • 30% ―子どもは物に恵まれ過ぎている
  • 29% ―子どもが外で遊ぶ時間が十分にない
  • 20% ―親が子どもと過ごす時間が十分にない
  • 15% ―困難から跳ね返る強さが子どもには足りない

子育てに影響する主な事柄について

  1. 73% ―仕事と家庭の義務に圧倒されていること
  2. 55% ―経済的な困難
  3. 53% ―メンタルヘルスも含めた健康の問題
  4. 48% ―パートナーや家族のサポートがない
  5. 40% ―子どもの行動や発達に関して十分な知識がない
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